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2009年7月 6日 (月)

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 (Tokyo International Lesbian & Gay Film Festival)は、東京で開催されるセクシャル・マイノリティのための国際映画祭。

1992年より毎年開催されている、セクシュアル・マイノリティ界では、唯一、長年継続して行われている歴史あるイベントで、今年で18周年を迎えます。

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この映画祭は、一般上映される機会の少ないセクシュアリティやジェンダーをテーマにした優れた作品を紹介し、映像文化創造に貢献することをその趣旨としています。また、作品の上映を通してセクシュアル・マイノリティやHIV/AIDSに関する偏見や誤解を解き、より多様で自由な社会を創出するための教育と情報提供の場となることを目指しています。加えて、海外の作家や世界各国のセクシュアル・マイノリティ映画祭とのコラボレーションを通じて、幅広いネットワークを構築し、芸術の国際交流をより活発に促進することを目的としています。 

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この映画祭は、短期・当日のスタッフを含め、約100名のボランディアが1年がかりで作り上げているそう。世界中のレズビアン&ゲイ映画祭での上映作品や、公募エントリーを含め、秀作揃いの100以上からスタッフ間で協議した作品を上映。男の子もの、女の子もの、それぞれ「長編」「短編」「ドキュメンタリー」とバランスよくチョイスし、また注目の「日本作品」もピックアップ!

<会場を訪れるのは、レズビアン&ゲイだけではない。レズビアン&ゲイのカップルのカップルもいれば、ひとりで見にくる女性、男性、男女のカップル、日本人だけでなく外国人も、老いも若きも……。多様性」という言葉はこの映画祭のキーワード。

マイノリティにとってもヘテロセクシュアルにとっても、楽しいものに特別なものはありません。国や地域、人種、ことば、文化、そしてジェンダーとセクシュアリティ。何もかも違うように感じるさまざまな物事がこの世の中に存在しています。

すべてでないにしても、いろんな愛の形をここでは見ることが出来ます。日々生活の中で狭くなっている視野を、この映画祭の映画を見て広げて何かを感じることができるのではないかと思います。
きっと、レズビアン&ゲイ映画がクセになるのはこの「多様性」と、多様性の中に共通点を見つけること。自分とは違うセクシャリティや、世代、国籍を持つ人が、自分と同じように悲しみ、苦しみ、愛し、愛され、笑い、泣くことを知る。この映画祭はそんな当たり前のことを気づかせてくれる場だ。

きっとどんなあなたでも受け入れてくれる、多様性に満ちた映画祭に出かけよう。

 

【開催概要】 

710()-12() 新宿バルト9(新宿 / 新宿マルイアネックス 9F
7
16()-20() スパイラルホール(青山 / スパイラル 3F

【上映プログラム】

■日本作品
『 乙女シリーズその一 花物語 福壽草 』
『 レインボー・リール・コンペティション 』

■海外レズビアン作品
『 キャンディレイン 』
『 ニューワールド 』
『 ストレートじゃいられない 』
『 ファロへの道 』
『 ドロール 』
『ガールズ短編集 』

■海外ゲイ作品
『 イングリッシュマン・イン・ニューヨーク 』
『 パトリックは1.5歳 』

『 トゥルー・ラブ? 』
『シェフズ・スペシャル 』
『 この愛の果てに 』
『 ベイビー・ラブ 』
『 ボーイズ短編集 』

■海外ドキュメンタリー作品
『 分断の街で 』
『 アウトレイジ 』
『 安らぎの家を探して 』

以上、全18プログラム 

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 公式サイト】 

http://tokyo-lgff.org/2009

FTMエピテーゼ専門店 匠

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