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2010年2月13日 (土)

諭吉デビュー、吉本初“オナベ”誕生

諭吉デビュー、吉本初“オナベ”誕生

 2012年に創業100周年を迎える吉本興業初となる“オナベタレント”として、女子高を卒業した諭吉(25)が衝撃の半生をつづったフォトエッセー「ぼく、長女です。」(ヨシモトブックス)でデビューすることが13日、分かった。高3のとき、バレンタインチョコを15個もらったというルックスを生かし、役者としてトップを目指す。発売日の23日に初日を迎える舞台「ダブルブッキング」(東京・神保町花月)にも出演する。

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 “笑いの総合商社”から異色のタレントが誕生する。女子高卒業後、大阪のオナベバーで働いていた諭吉は昨年2月、常連客からトミーズ雅(50)を紹介された。役者の夢を持ちながら、将来のために水商売からの転職を決意していた“美青年”を「面白い」と判断した雅の尽力もあり、吉本への所属が決まった。

 大阪の家庭に、6人きょうだい2番目の長女として誕生。唯一の娘として可愛がられたが、幼いころから気になるのは女の子。小4のひそかな初恋では、女の子同士、手をつなげて喜んだ。それでも、女性の感覚で同性を見てはいなかった。

 料理や裁ほうもできるが、髪をバッサリ切ったのも、私服で最後にスカートをはいたのも小5。中学時代には「普通になれるかも」と男子と交際したが10日ともたず、高2で初めて彼女ができた。バレー部で活躍する諭吉の方が告白された。

 高校を出てスポーツトレーナーの専門学校に入学し、アルバイトとしてオナベバーを選択。その後、家族へカミングアウトしたが、拒絶はなかったという。オナベバーでの源氏名が「諭吉」だった。現在はホルモン注射で声が低くなり、胸は小さくなった。

 「(今作の)キーワードは“しゃあないやん”。僕が生きてきた中で、どうやって前を向くようになったか感じて欲しい」。性同一性障害も赤裸々に明かした諭吉の夢は、男として結婚すること。あこがれはKAT-TUN赤西仁(25)、小池徹平(24)という25歳の美青年が“オナベ界のパイオニア”を目指す。

FTMエピテーゼ専門店 匠

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