セクシャルマイノリティ【ニュース】

2011年9月23日 (金)

芸工大飯塚さん最年少入選 自主製作映画・ぴあフィルムフェス 性同一性障害をテーマに

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作品に込めた思いを語る飯塚さん(山形市上桜田の東北芸術工科大で) 自主製作映画の登竜門とされる「ぴあフィルムフェスティバル」で、東北芸術工科大映像学科3年の飯塚花笑(かしょう)さん(21)が脚本・監督などを手がけた映画作品「僕らの未来」が、コンペ部門「PFFアワード」に最年少で入選した。さらに、カナダで開かれる「バンクーバー国際映画祭」のアジア部門「ドラゴン&タイガー」の招待作品としてもノミネート。飯塚さんは「初の長編が認められ、信じられない」と喜んでいる。

 「ぴあフィルムフェスティバル」は今年で33回目。本県ロケ作品「小川の辺」の篠原哲雄監督や、現在上映中の「神様のカルテ」の深川栄洋監督らも過去に入選している。

 今回、「PFFアワード」には計602本の応募があり、飯塚さんの作品を含む17本が入選。グランプリなど受賞作品は、最終日の30日に決まる。

 「僕らの未来」は、女性の体に産まれたが、心は男性という高校生が、性同一性障害を受け入れていく75分間の作品。主人公は思春期の真っただ中で、制服のスカートをはくことなどに悩みながらも、歩みを進めていく。飯塚さんは、自身が性同一性障害の当事者。「自分の中で一番大きな問題だったので題材にした」と打ち明ける。

 ただ、本作のテーマは、性同一性障害にとどまらない。飯塚さんは「他者と違う、“普通じゃない自分”は誰にでもあり、悩むはず。でも、その先に必ず出口はあるから大丈夫と言いたかった」と説明する。

 作品は昨年8月、大学の機材を借りて9日間で集中的に撮影した。撮影スタッフは映像学科の1、2年生。出演者は、同大生のほか、学内の未就学児教育機関「こども芸術大学」に子どもを通わせる保護者にも声をかけて確保した。撮影場所には山形北高を借りた。

 映像学科の1、2年次で学ぶのは基礎だけのため、撮影の実践的技法は知らなかった。これまで作った作品は長くても5分間。このため本を読んで独学した。出演者も全員が素人で、試行錯誤の連続だった。

 撮影に行き詰まると、映画監督の根岸吉太郎・同学科長に相談。根岸学科長の「力むことないよ」との言葉に救われた。

 「ぴあ」の審査員には、「技術的にはまだまだ」と指摘されたが、「身を切って、全力で映画に自分自身を託した所が良かった」と評価されたという。

 作品は、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「ぴあフィルムフェスティバル」で23、29日に上映されるほか、山形市の山形国際ドキュメンタリー映画祭でも10月10日に上映予定。

 同大は「入選は快挙。作品をぜひ鑑賞してほしい」としている。

2011年9月23日 読売新聞

2011年9月 2日 (金)

日本性科学連合 第13回性科学セミナー

日 時 2011年10月1日(土) 13:00~17:30

(開場 12:30)

会 場 東京慈恵会医科大学西新橋校

大学1号館3階講堂

テーマ 災害とジェンダー、セクシュアリティ

[ 開会挨拶 ]

開会挨拶

13:00~13:10 日本性科学連合会長 野末 源一

[ 特別講演 ]

特別講演

13:10~14:10 震災復興にジェンダー・多様性の視点を

演 者 東日本大震災女性支援ネットワーク 丹羽 雅代

女性の安全と健康のための支援教育センター

[ 講 演 ]

講 演

座 長 花村 温子

14:10~14:40 震災における生と性を守る意味とは

演 者 渡會 睦子

東京医療保健大学医療保健学部看護学科

14:40~15:10 『大震災』地震・津波・原発事故とセクシュアルヘルス

演 者 村口 喜代

村口きよ 女性クリニック

15:10~15:20 〈休憩 〉

15:20~15:30 第12回アジア・オセアニア性科学学会について

演 者 第12回アジア・オセアニア性科学学会会長 大川 玲子

国立病院機構千葉医療センター産婦人科

講 演

座 長 池上 千寿子

15:30~16:00 災害とジェンダー

演 者 小川 真里子

東京歯科大学市川総合病院産婦人科

16:00~16:30 災害とリプロダクティブヘルスへの国際支援

演 者 小長井 春雄

(社)日本家族計画協会理事

16:30~17:00 平時からできるワクチンによる性感染症

演 者 内藤 俊夫

順天堂大学医学部総合診療科

17:00~17:30 全体ディスカッション

2011年2月27日 (日)

性同一性障害 人工授精慎重に

性同一性障害の夫婦が、第三者の精子を使って人工授精で生まれた子どもが、法律上、夫婦の子と認められない事例が相次いでいることから、日本産科婦人科学会は人工授精を希望する性同一性障害の夫婦には、こうした状況を説明し、慎重に対応するよう会員の医師に求めることになりました。

日本産科婦人科学会は、法的に結婚していれば、性同一性障害の夫婦の妻が、第三者の精子を使って人工授精を受けることを認めています。しかし、生まれた子どもは生物学的にみて夫婦の子とはいえないとして法律上の夫婦の「嫡出子」と認められず、戸籍のない状態にあることが去年、相次いで明らかになりました。このため学会で検討した結果、人工授精を希望する性同一性障害の夫婦には、こうした状況を説明するとともに「嫡出子とするには養子縁組する必要がある」という法務省の見解を伝えるなど慎重に対応するよう会員の医師に求めることになりました。学会の理事長を務める慶応大学の吉村泰典教授は記者会見で「去年以降、子どもを持ちたいという性同一性障害の夫婦、数組から相談が寄せられ、うち1組は妊娠中だった。夫婦と生まれる子どものために関連する法律を早急に整備すべきだ」と話しました。

2月27日 NHK

2010年12月18日 (土)

埼玉医大:性別適合手術を本格再開 性同一性障害に朗報

日本の性別適合手術で草分けとされながら、担当教授の定年退職のため07年から手術を中断していた埼玉医大が、本格的に手術を再開していたことが18日、分かった。心と体が一致しない性同一性障害で、長期入院や精神的なケアも可能な大学病院での手術を望む患者にとり、朗報となりそうだ。

 同医大は1998年、日本で初めて正当な医療として適合手術を行った。同医大によると、初の手術を行った教授は退職までに約100件の手術を手掛けたが、技術継承が難しく中断。新たなスタッフでの態勢づくりや、技術的な課題の検討を続けてきた。

 昨年12月に部分再開のめどがたち、女性から男性への適合手術を行い、用を足す小さな男性器も形成。今年10月、女性器の形成が伴う手術に成功し、本格再開にこぎ着けた。最も高度な技術がいる本物に近い男性器を形成する手術だけは、十分な態勢を整えた上での全面再開に向け、検討を進める。

 性別適合手術をめぐっては、岡山大や札幌医大も専門のクリニックを開設しているが、対応可能な大学病院は極めて少なく、海外で受ける患者も多い。

毎日新聞

2010年12月 3日 (金)

性同一性障害への対応 全国の教育現場手探り

性同一性障害への対応 全国の教育現場手探り 

 性同一性障害(GID)の子どもにどう対応するべきか、全国各地の教育委員会や学校現場などで、手探りの取り組みが進んでいる。GIDと診断された兵庫県播磨地方の小学生男児(11)を、中学校でも女子生徒として受け入れることを決めた地元教委は、支援会議を設置。GIDなど、性的少数者についての冊子をまとめた奈良教職員組合には、県外からも問い合わせがあるという。

 播磨地方の男児の地元教委では、男児以外のGIDの児童・生徒への対応も想定した支援対策会議を立ち上げた。具体的な対応を示すマニュアルの策定も予定する。

 GIDの小学生男児を女児として認めた例がある埼玉県内の教委は、3月に校長やカウンセラーら約10人のプロジェクトチームを発足させた。年内にもGIDの児童・生徒の対応例をまとめる。

 内容は▽男女別のグループ分けや着替え、トイレなどに配慮する▽周囲の児童に、一人一人の個性の違いを教える‐などを想定しているという。

 神戸市は、中学1年に配る人権教育資料の中で、GIDや同性愛など性的少数者の記述を拡充。担当者は「当事者が悩みを周囲に言いやすい空気づくりが必要」と話す。

 岡山県教委や大分県も専門医を招いた教員研修、学校への出前講座などを実施したという。

 一方、学校現場でも教職員による取り組みが進む。5人のGIDの生徒が在籍する大阪府立の通信制高校では、心の性に合わせた通称名を使う。教員研修も行い、GIDの子どもの集まりには教員が引率する。GIDの生徒対応についての内規を設けている大阪の私立高校もあるという。

 奈良教組は2月、GIDや同性愛などの知識や対応策をまとめた「教職員のためのセクシュアル・マイノリティサポートブック」を作成した。同県内の学校に配布したが、県外からも反響があり再版を重ねている。

(中島摩子)

神戸新聞

2010年12月 2日 (木)

性同一性障害男児の母親「自然な扱い 先生に感謝」

性同一性障害男児の母親「自然な扱い 先生に感謝」 

 性同一性障害(GID)と診断され、兵庫県播磨地方の小学校に女児として通学する6年生の男児(11)が、中学入学後も女子生徒と認められることになった。男児の母親は神戸新聞社の取材に対し「安心しました。そして小学校ではほとんど何事もなく過ごせたことに感謝します」と話した。

 母親は9月下旬、進学時の配慮について地元教育委員会と関係小・中学校が話し合った会議に出席。帰宅後、男児に「中学校に女の子の制服で行けるよ」と伝えた。照れも交じったような男児の笑顔を見て、制服を心配していたことを知り、とても安心したという。

 小学校時代は「初めは男の子か女の子かどっちなのか、と対応に戸惑う先生もいた」という。だが、次第に「腫れ物に触るような対応」ではなくなっていった。

 母親は「一人の児童として、性別に関係なく、ほかの子と同じように扱ってくれたのがありがたかった」と振り返る。

 しかし小学校でも、修学旅行では風呂に1人で入るなど、他の児童とすべて同じではなかった。すでに思春期の第2次性徴が始まっており、男児の体は急速に変化していっている。

 母親は「中学ではどこまで女の子と認めてもらえるか不安はある」としつつ、どうすれば(男児が)安心して過ごせるか真剣に検討する中学側の姿勢に驚いたという。

 「中学の先生と会議で話すまでは、何かトラブルがあったときの対応ばかり聞かれると思っていました」。会議終了後、進学予定の中学校長から「これから大変だけど一緒に頑張りましょう」と声を掛けられた。

 男児は周囲に自分の体の性を告白する「カミングアウト」をしていない。母親は「公表することで周囲の理解を得られるならいいが、むしろいじめの標的になるのではないかと心配している」と話している。

(霍見真一郎)

神戸新聞

2010年12月 1日 (水)

性同一性障害の男児 揺れる親友への告白

性同一性障害の男児 揺れる親友への告白 

 中学校に女子生徒として入学することが決まった兵庫県播磨地方の小学6年の男児(11)は、6歳で性同一性障害(GID)と診断され、ずっと女児として生活してきた。周囲の友人らに体の性を打ち明ける「カミングアウト」はしていない。体の違和感に苦しみ、同級生に悪口を言われる日もあったが、おおむね順調な小学校6年間だったという。だがこの夏、思春期の第2次性徴を迎えて体が急変、男児は親友の女児に告白すべきか心が揺れている。

 小学校入学時から、男児に「オカマ」「男(おとこ)女(おんな)」と言われることはあった。4年生になる前には、風呂で母親に「体が嫌。死にたいねん」と打ち明けている。5年生の自然学校と6年生の修学旅行では、教員と一緒に眠った。

 今年7月。小学校のプールで、女児用の水着で座っていたとき、そのしぐさがおかしいと同級生の女児に笑われた。男児は帰宅後、母親に泣きついた。自分自身が変化に苦しむ体について、「同性」の女児に笑われたショックは大きかった。

 この夏、男児の体は急速に変化した。胸板が厚くなり、骨格ががっちりし始めた。病院で「第2次性徴」が始まっていると診断された。現在は健康診断や月経の授業も女児と一緒に受けているが、このままでは中学入学後、取り巻く環境が厳しくなる可能性が高い。

 男児は「女の子より声が低いし、体がちょっとずつ男の子になっていっていると思う」と話す。

 「6年になる前の春休みに、仲の良い女の子に(体の性を)話そうとしたけど、2人だけで遊ぶときがなくて言えなかった。中学に入るときには言うかもしれない。でもみんなに話すのは、いろんなことを言われるだろうから嫌」。小声で沈黙を挟みながら、ゆっくりと語った。(霍見真一郎)

■水着、身体検査 尽きぬ悩み

 性同一性障害(GID)の子どもたちにとって、中学時代は男女別の制服着用や男性的、女性的な体つきに変化する「第2次性徴」で、苦痛を受ける時期とされる。文部科学省は今年4月、全国の都道府県教委などに、GIDの児童・生徒の心情に十分配慮した対応をするよう通知している。

 GIDと診断され、兵庫県内の公立高校に女子生徒として通う男子(15)は中学時代、男子生徒として入学し数日で不登校になった。傷つく言葉でいじめられたことが原因だったという。

 大阪私立学校人権教育研究会の川西寿美子さんは、GIDの中学生について「いじめの対象になったり、誰にも悩みを打ち明けられなかったりし、自尊感情が低くなる」と話す。

 川西さんらは、GIDの中高生らの交流会を大阪で定期的に開いているが、制服▽トイレ▽水着▽身体検査‐など共通の悩みは多い。

 男性として暮らす大阪の女性(22)は中学時代、学校では女子制服に耐え、帰宅後はさらしで胸を押さえて、私服のズボンにはき替えた。学校のトイレでは、周りの女子に「ここにいてごめん」と心の中で謝っていたという。

 GIDの対応では、鹿児島県で中学校の女子生徒に男子制服着用を認めるなど、現場で配慮が広がり始めている。文科省は通知の中で「個別の事案に応じたきめ細やかな対応が必要。不安や悩みをしっかりと受け止め、児童・生徒の立場から教育相談をすることが求められる」と強調する。

(中島摩子)

神戸新聞

性同一性障害小6男児、中学も女子生徒として通学

心と体の性が異なる性同一性障害(GID)のため、女児として小学校に通学する兵庫県播磨地方の小学6年生の男児(11)が来春、地元教育委員会の配慮で、女子生徒として中学校に入学することが30日、分かった。男児は小学校入学時から女児として通学、中学でも制服やトイレなどを女子扱いとする。GIDの生徒に対し、制服などで配慮する例はわずかにあるが、他の生徒が「体の性」を知らないまま、「心の性」で中学校に入学するのは珍しい。

 地元教委は9月下旬、男児の通う小学校に主治医を招き、中学校への進学について考える会議を開催。男児の保護者や中学校教員も出席して、具体的な配慮について話し合った。

 調整を重ねた結果、制服やトイレ、出席簿は女子扱いする方針が決まった。小学校では女児用の水着で参加した水泳の授業は、現時点では見学の方向で検討している。

 さらに教委では、この男児に限らず、今後GID児童・生徒の対応を考える機関として、幹部を委員長とする「GID支援対策会議」と、その下部組織「サポートチーム」を11月2日に発足させた。

 男児は、自分の体の性について打ち明ける「カミングアウト」をしていない。これまでに埼玉県で小学2年の男児がGIDと診断され、学校側が児童に事情を説明して女児扱いに変更した例はあるが、他の生徒に知らせないまま、小、中学校を通した配慮は異例といえる。

 男児の成長に伴って、周囲との摩擦や課題が生じ始めているといい、男児本人は「中学校に入るとき、仲がいい女の子の友だちには、体は男だと打ち明けるかもしれない」と話している。

(霍見真一郎)

 【性同一性障害】 体の性別と、自分が属すると考える性別が異なる疾患。原因は不明で、日本精神神経学会の委員会によると、国内の主要専門医療機関で受診した人は2007年末現在、延べ7177人。委員会のガイドラインはホルモン療法を18歳以上、性別適合手術を20歳以上と定める。戸籍上の性別変更は、性別適合手術を受けたことなどを条件に認められている。

神戸新聞

2010年11月21日 (日)

「なぜ父親になれない」 性同一性障害男性、悲痛な叫び

 女性として生まれ、性同一性障害のため性別を変えた大阪府東大阪市の男性(28)が、第三者の精子を使った人工授精で妻(28)との間に男児をもうけてから1年。嫡出子(ちゃくしゅつし)としての出生届が認められないため、男児には今も戸籍がないままだ。法整備が進まない中、夫婦は20日、大阪市内で初めて講演会を開き、「医療は進んでいる。法律も変わるべきだ」と訴えた。

 

 男性は平成16年に性同一性障害と診断され、20年に戸籍の性別を変更し結婚。男性の実弟から精子の提供を受けて昨年11月、妻が出産した。夫婦は当時住んでいた兵庫県宍粟(しそう)市に出生届を出したが、宍粟市は「生物学的に親子関係は認められない」として受理を拒否。非嫡出子として届けるよう指示した。

 今年1月には当時の千葉景子法相が「嫡出子で認める方向で検討する」と表明したが、その後、「生殖医療全体にかかわる案件で法改正も含めた検討が必要」と見解を翻した。

 一向に議論が進まない状況に、夫妻は「国が動くのを待つだけではいけない」と自ら講演会を企画。「なぜ僕は父親になれないのか?」と題して、問題提起することにした。

 この日、男性は父親になれないつらさを吐露。男児の出生届の受理を拒否された際には涙が止まらなかったといい、「性同一性障害で悩んでいたときでも泣かなかった。国に(自分たちの存在を)否定された気がした」と話した。

 将来、息子に「父親」についてどう説明するのか―。「ありのままに伝えたい。息子が誰を父親と思うかは、息子が決めること。たとえ息子が(自分から)離れていくことになっても…」と声を詰まらせた。

 男児が嫡出子として認められない根拠となっているのは、明治時代に制定された民法。男性は「医療は進んでいるのに、古い時代の状況に合わせたままなのはおかしい」と批判。全国で相次いだ高齢者の所在不明問題で、死亡後も戸籍上は生存している人が多数いた点に触れながら、「今を懸命に生きる息子には戸籍がない」と無念の思いを語った。

 最後に男性は「父親になりたい。国に認められるまで頑張りたい」と決意を表明。妻も「私たちのような家族もあるのだと受け入れ、理解してほしい」と訴えた。

 性同一性障害 自分が考える心理的な性別と、肉体的な性別が一致しない障害。自分の性に対し不快感を持ち、反対の性で日常生活を送ることを望む。原因は解明されていないが、胎児期のホルモン異常などが指摘されている。平成16年7月施行の性同一性障害特例法は?20歳以上?未婚?子供がいない―などの条件を満たせば、家庭裁判所に性別変更の審判を請求できると規定している。

2010年11月21日 関西サンケイ新聞

2010年11月19日 (金)

ニューハーフ・ミスコン世界大会

バンコクおよびパタヤで11月14日から19日まで、ニューハーフのミスコンテスト世界大会「ミス・インターナショナル・クイーン2010」が開催された。
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タイのニューハーフショー最大手、ミス・ティファニーが主催する同大会では昨年、日本人〝女優〟のはるな愛さんがグランプリを獲得したが、今年はモデルのたけうち亜美さん(23)が出場。

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韓国人デザイナーのハン・ミニさん(27)が優勝した。コンテストには、15カ国から23名の性転換美人が参加した。

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